2015/11/11
まだまだ根伐は終りません。
根伐開始から2週間ですが、まだ終わりません。もう少し。
それだけ大きな建物です。
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2015/11/12
やっと根伐と砕石敷きが終了しました。
建物の形がだいたい見えてきました。
真ん中の楕円形に堀残してある部分は中庭になります。
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2015/11/13
捨コン打設状況です。
「捨てコン」とは、基礎の底面を平らにし構造体の位置を決めるために敷くコンクリートの事です。
地盤をビシッとたいらにし、墨出しや型枠の固定をする事で精度の高い基礎が出来ます。
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建物の規模が大きいので、捨コンといえども大量のコンクリートが必要です。
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ラップルコンクリート部分。
ラップルコンクリートとは、基礎下から支持地盤まで打設する無筋コンクリート。
軟弱な地盤が厚くなく、直下に硬質地盤がある場合に用いられる地盤改良工法の一つ。
支持地盤まで掘り下げ、コンクリートで補強していく工法です。
これにより杭打ち工事が行われないため、振動や音による近隣の方への迷惑を軽減できる工法だそうです。
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ラップルコンに埋まってしまいそうな位置に居るのがこの現場の監督さん。
コンクリートが規定の位置まできちんと充填されるように厳しく確認中。
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2015/11/16
捨コン・ラップルコン打設完了です。
このコンクリート部分に基礎を組むための「墨出し」をします。
たくさんの墨のラインとラッカーで色分けしながらマークが描かれていきます。
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2015/11/17
中庭が楕円形のため、柱の位置も形状も複雑です。
ちなみに柱部分の墨については、赤い墨が鉄筋の墨です。
楕円の中庭部分は場所により角度がまちまちなので、今回は梁主筋の墨も必要でした…
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柱の来る部分にハイベースの架台を固定します。
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2015/11/18
敷地外周部の側溝の施工状況です。
U字溝のジョイント部分が塞がれ、埋め戻されるのを待っています。
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2015/11/19
柱の来る位置にハイベースが据付けられました。
ハイベースは基礎部分と鉄骨の構造体を繋ぎ合わせる重要な部分です。
2015/10/27
いよいよ着工です!
まずは根伐から。基礎部分を構築するために地面を掘ります。
肥沃な大地なので、あんなに草刈したにもかかわらずもう雑草ちゃんがっ!
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監理者さん立ち合いの元、規定の深さまで掘ります。
良質な赤土の層が出てきました。
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2015/10/29
まるで遺跡の発掘現場のようです。
でも本当に遺跡が出てしまうと大変な事になるので、出ないで欲しいです。
大きな建物の基礎部分なので、根伐部分も広大です。
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2015/10/30
規定の深さまで掘れた部分に砕石を撒きます。
それ以上崩れないように保護し、他の部分に泥を引きずらないようにします。
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2015/11/7
掘り残した土の壁が崩れて来ないように養生しながら
レベルを確認しつつ、掘っては砕石を撒き、掘っては砕石を撒き・・・の繰り返しです。
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同時に敷地外周部分の側溝も施工していきます。
敷地内に降った雨水が隣地や道路にあふれ出ないようにするために重要です。
2015/10/8
現場事務所が完成しました。
仮設トイレも設置され、現場内での作業を快適に行うための準備が整いました。
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2015/10/14
設計事務所さん立ち合いのもと、建物の位置を確認しました。
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2015/10/15
本日は晴天なり。お日柄も良く『地鎮祭』日和です。
広い敷地なのでテントが小さく見えますが、結構大きいです。
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ご来場いただく方々に分かりやすく、看板を掲げました。
地鎮祭は「ぢちんさい」と言ってますが、「とこしずめのまつり」とも言うそうです。
土地の悪霊を祓い、土地の神を祝って敷地を清め、工事の安全と無事な完成をお祈りし、
建物が何事も無く、永くその場所に建ち続けることをお祈りするお祭りです。
いわば土地の神様へのご報告と許可を頂くという意味があります。
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地鎮祭直前。準備バッチリ整いました!
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地鎮祭のメインイベントとも言える鍬入之儀の様子です。
まずは、祭壇前の盛り砂に設計事務所さんがカマを入れる「苅初(かりぞめ)の儀」
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次に、お施主様が盛り砂に3回クワを入れ
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最後に、施工社である当社の社長がスキを入れる「穿初(うがちぞめ)の儀」を行いました。
この儀式は、設計者及びお施主様と施工者が初めて土地に手をつけるという意味があります。
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地鎮祭には、神様も参加されるのです。
ちゃんと式の初めの方に神様に降りて来てもらって、式の最後の方にまた昇ってもらう儀があるのです。
総勢30人を超える参加者に見守られ、神様に建物を建てる事を許してもらい
地鎮祭は厳かに粛々と滞りなく終りました・・・
「(仮称)相模原中央児童発達支援センター新築工事」という物件を受注する事が出来ました!
このご縁を大切に、お施主様に喜んでいただけるようにかんばります!
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現場は今まで畑だったところです。
肥沃な大地に、雑草が元気に茂っています。まずは草刈から。
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大きな土地なので、草刈も大変です。
同時に仮囲いもしていきます。
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大量の刈った草は重機を使ってトラックに積み込み、処分場に運び出します。
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重機で地面を均し、鉄板を敷きます。
これで工事車輌が出入りしても、現場の外に泥があまり出ないようにします。
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ゲートを付けて、仮囲いの完成です。
「ザ・工事現場」っぽくなってまいりました。
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別の方向から。廻りは畑が多く、あまり高い建物はありません。
のどかな良い環境です。
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現場内の車両通行部分にも鉄板を敷きます。地盤保護です。
レッカーで現場事務所の組立作業を行っています。
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工事が安全に進むように、南足柄にある大雄山・最乗寺に安全祈願に行ってきました!
㈱櫻内工務店では毎年初めに大雄山・最乗寺に安全祈願をお願いしています。
他の現場はその時に安全祈願をしましたが、時期がずれたので単独でのお参りです。
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ありがた~いお札と、ありがた~いお箸と、ありがた~い手ぬぐいをいただきました。
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本殿で安全祈願をしていただいた後は、奥の院へ・・・
天狗様に両サイド見守られながらひたすら、ただひたすら階段を上ります。
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足の筋肉と肺が悲鳴をあげるころ見えてくるのが、小さな奥の院。
清浄な空気をたっくさん吸って、日頃の不摂生の反省と
工事への真摯な気持ちを携えて、日常の生活へと戻るのでした・・・