2013年12月1日

基礎の施工用に足場が組まれました。

2013年12月2日

打設の終わった基礎の底には、壁の位置などが細かく書き込まれます。

カラースプレーで分かりやすく色分けされるので、カラフルです。

2013年12月5日

杭の上に基礎柱の鉄筋が組まれました。

鉄筋の圧接状況です。

鉄筋の接合部分は圧接という手法で溶接されます。

鉄筋の接合部をバーナーで炙りながら左右から圧力を加えると、接合部分がダンゴのようになって強く接合されます。

長くて重たい鉄筋を1本1本所定の場所に運び、切ったり曲げたり圧接したりしながら

柱は柱に、壁は壁にと立体的に組んでいきます。

建築の工業化が進んだとはいえ、建物は職人さんの手作業で出来ています。

2013年12月9日

鉄筋を組みながら、型枠の建込も始まりました。

鉄筋屋さんと型枠屋さんの連携プレーがうまくいかないと、スムーズに作業が進みません。

業者さんの組み合わせは大変重要なんです。

同時に設備屋さんも設備の為の配管を組み込んでいきます。

コンクリートを打設する前にしなくてはならない事がたっくさんあります。

コンクリートを打った後では見えませんが、コンクリートの中にはたくさんの技術が詰まっています。

2013年12月12日

配筋と設備配管がだいたい完了しました。

配管の部分はきちんと補強を入れてあります。

2013年12月19日

基礎の壁の部分の配筋が終わったら1階スラブ(1階の床部分)です。

地下の冷気が上がってこないように、スタイロフォームという断熱材を敷き詰めた上に配筋をしていきます。

オレンジの木の箱が置いてあるように見えますが、これは型枠です。

地下ピットの中に入るためのハッチや点検口等が付く所になります。

2013年12月20日

床の配筋も、もちろん1本1本手作業で組んでいきます。

開口になる部分には補強を入れます。

2013年12月25日

コンクリートの打設です。

基礎の柱・壁・梁と1階のスラブを一緒に打設する事で、杭から1階の床までが一体となります。

この様な作業をを「打設」と言いますが、コンクリートは流しただけではダメなのです。

コンクリートは、セメント・水・石ころを混ぜたものなので、流しただけでは鉄筋に引っかかってスカスカになってしまうのです。

なので、型枠の外側を打って振動を与えて隅々まできちんとコンクリートが行きわたるようにします。

バイブという機械でブイ~ンと振動させる事もしますが、今でも人の手でたたきます。超たたきます。

監督衆も腕が上がらなくなるほどたたきました。そりゃも~たたきました。

今年のクリスマスプレゼントは筋肉痛です。

そして打設完了です。

美しく輝いております。

2013年12月26日

そして間髪入れずに1階立上りの鉄筋と型枠の建込が始まるのです。